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主要な受け入れ基準が明確になっているか?

Type: Structure
Category: テスト
Audience: 設計初心者 / 設計中のチーム / レビュワー


背景・概要

設計内容を「満たすべき条件」=受け入れ基準として明確化することで、レビューやテストがブレずに実施できる

抽象的な「なんとなく良さそう」は判断や品質のバラつきの原因となる


  • ユーザーがタスクを「承認」できること
  • 誤って承認したタスクはある条件でのみ「取消」できること
  • タスク一覧の件数・表示順が新ロジックに従ってXXXからYYYに変わること

よくある失敗例

  • どの機能が満たされればOKなのかレビュー時点で曖昧
  • 実装側とテスト側で期待値がズレていて二度手間になる。正常に動くことのような曖昧な期待値で発生しがち
  • 状態の異常系(例:二重承認や破棄済みの操作)への検討が漏れている

FAQ

Q. 受け入れ基準はどこまで細かく書くべき?

A. 業務ロジック・画面UI・副作用(メール送信など)まで1ステップずつ書くのが理想で箇条書きでも可

Q. ストーリーとテストケースの違いは?

A. ストーリーは業務視点での期待値、テストケースはシステム視点での検証方法。両方あったほうがレビューが成立しやすい


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